2018年6月20日~22日に東京ビッグサイトで開催された「日本ものづくりワールド2018」にて
ソメイテックが運営パートナーを務める「アイアール技術者教育研究所」が出展しました。
技術者教育研究所は、製造業の技術教育の悩みを解決するためのソリューションを研究・開発しています。
- 一流の技術専門家による「技術講座」
- 企業内で受講が可能な「出張研修」
- 進捗チェック付き「Eラーニング」
これらを融合した技術教育をカスタマイズして提供します。
◆製造業の教育の課題への打ち手 Eラーニング
Eラーニングは、さまざまな分野で浸透しつつありますが、
IT系に比べて、ものづくり・ハード系の各技術分野ではまだまだEコンテンツ化が進んでいません。
一部の企業は、社内にEラーニングシステムを導入し、自社技術の教育・伝承の合理化を図っています。
しかしそれができるのは、資本もマンパワーも十分にある一部の大手企業です。
会社の大部分を占める中小~中堅企業には、なかなか厳しい課題となっています。
多くの大手企業でも、変化する現場で効果的な教育を実現する方法に、悩んでいる状況にあります。
OJTがしっかりしている会社でも、昨今のグローバル化、人口・職層ピラミッドの変化などにより、
海外に対応した教育方法の模索、技術レベルの確保、マンパワーの確保など、課題が山積みとなっています。
その突破口として考えられるのは「Eラーニング」です。
◆製造業のEラーニングの課題は・・
前述のように、技術の分野は広大です。
業界によって、また会社によって、必要な知識やノウハウ、用語さえも異なります。
Eラーニングのコンテンツを作る段階で、それらに対応するのはきわめて困難だという問題があります。
だから、そのような外部専門サービスはこれまで存在していませんでした。
技術者教育研究所はそこへトライしようとしています。
それができるのは、母体である日本アイアールが、知財の調査会社であるためです。
製造業のあらゆる分野の技術エキスパートが揃っています。
また知財の分野ではEラーニング事業でトップを走っており、そのノウハウを生かすことができます。
それらの強みを融合して初めて「真の技術者Eラーニング」を作り上げることが可能となります。
◆技術者教育における課題の「声」
展示会では、ブースに来場いただいた方からさまざまなご質問やご要望をいただきました。
- 社内で使う特殊なソフトウェアの教育をしたいが、教育コンテンツ制作が大変で困っている。
- 海外のプラント建設現場で、施工技術についての教育が必要と感じている。
- 海外拠点への教育では、技術用語の翻訳が間違いが多く困っている。
- 経験上、音声ナレーションが十分でないとEラーニングの効果発揮は難しいと考えている。
・・などなど。
話をきくほど、Eラーニングへの期待は大きいことが感じられました。それと同時に、
十分な効果を得るEラーニングを実現するには、通り一辺の内容ではほとんど意味がなく、
企業の業務内容や課題をかなり細かい所まで理解して、それにあったコンテンツとシステムにする必要がある。
ということもわかりました。
◆~技術者教育のヒント~ 無料セミナー開催します
技術者教育研究所では、Eラーニングと並行して、技術の専門家陣による講座も順次開催していきます。
8月30日にはガイダンス無料セミナーを行います。
技術者教育をよりよくするためのヒントが得られる内容です。
「製造業における技術者教育のこれから《変化する時代のものづくり教育の「最適解」とは 》」
https://engineer-education.com/seminar/next-educating/
・開催日時: 2018年8月30日(水)14:00~16:00
・開催場所:日本アイアール㈱本社会議室(四谷三丁目駅徒歩6分)
・定員:16名
・無料
技術者教育研究所は、日本の製造業の教育現場の課題に、真正面から挑んでいきます。