2019/7/4【東京】製造業における技術者倫理教育のあり方 〜 社会、企業、個⼈を守るために学び実践するべき事とは 〜

企業内で技術者教育に携わる方々を対象に、特別無料セミナー開催︕

製造業における技術者倫理教育のあり方
〜 社会、企業、個⼈を守るために学び実践するべき事とは 〜

 

製造業における技術者倫理教育のあり方
〜 社会、企業、個⼈を守るために学び実践するべき事とは 〜

主催:アイアール技術者教育研究所

 →主催社サイトにてお申込みください

日時:2019年7月4日(水) 14:00~16:00
会場:日本アイアール㈱本社会議室(四谷三丁目駅徒歩6分他)
講師:ソメイテック 代表 技術士(金属部門)​ 大薗 剣吾 氏

受講料:無料

趣旨:

製造業において「技術者倫理」が取りあげられる事が多くなっています。⼯業製品の不具合による事故など、「技術的な問題」に関連した事件が、現在も多く発生しています。技術の開発や設計、製造に関わった技術者は、その倫理的責任を問われる、という事になります。

それでは、なぜ企業における「技術者倫理を問われるような事案」が無くならないのでしょうか︖いまや企業の社会的責任の重要性は誰もが認知しています。社会的信用を失うことをすれば、あっという間に破綻・消滅に追いやられるということを理解することは難しくありません。

そもそも「技術者倫理」とは何でしょうか。哲学的な「倫理」との違いがあるのでしょうか。よく似た⾔葉である「技術倫理」との違いは何でしょうか。企業組織として、技術者倫理のあるべき形は明文化できるのでしょうか。

これらの問いは、意外なほどに、深堀りはされていないようです。誰が何をするべきか、まだまだ明確になっていません。「技術者倫理」という⾔葉が、技術者個⼈にとっての規範なのか、それとも、技術者を雇用する経営者が掲げるべき組織としての規範なのかすら、曖昧になっているのが現状なのです。⼀つ⾔えることは「技術者倫理」に関係する問題が、現在も発生しているという事です。ここに手を打たなくては、企業組織も技術者個⼈も、そして社会も、将来において大きなリスクを負うことになります。

本講座は、技術者教育に関わる方々を対象として、技術者教育における「技術者倫理」のあり方について掘り下げるワークショップです。技術開発の第⼀線を経験してきた講師が、豊富な事例をとりあげつつ、実務者の視点から「技術者倫理」の実像を掘り下げていきます。後半では、参加者によるグループディスカッションを⾏います。「技術者倫理」をどのように技術者教育に落とし込んでいくかの重要なヒントが得られる内容となっています。

本セミナーを主催する「技術者教育研究所」は、日本のものづくり発展基盤をつくるため、現代的な教育革新を推進することをミッションとして、技術者教育の革新を目指します。技術者の教育を担う方々とのコミュニケーションを通じて、技術者教育の「最適解」を探していきます。

プログラム

1.技術者倫理の問題はなぜ起こる
1.1 「技術者倫理」とは何か〜ものづくりの歴史から
1.2 技術者倫理の特徴〜哲学的倫理との違い
1.3 事例解析〜なぜ現代において倫理的問題は発生しているのか

2.技術者倫理教育のガイドラインとは
2.1 技術者が備えるべき倫理〜個⼈としてどうあるべきか
2.2 企業経営と技術者倫理〜社会に対する、組織と個⼈の⾏動規範
2.3 求められる技術者倫理教育とは

3.グループワーク
・テーマ︓ 社会、企業、個⼈を守るために学び実践するべき技術者倫理の形とは︖
・切り⼝A 「それぞれの⽴場において、”すべきこと”、“やめるべきこと”」
・切り⼝B 「(仮想)倫理的問題が発生しない社会・組織はどう実現した︖」
・ディスカッション
・共有、質疑応答

4.技術者教育研究会活動について

 

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