2018/12/1 赤門技術士会 設立総会を開催しました。

2018年12月1日に、東京大学駒場IIキャンパス内にて、赤門技術士会設立総会を開催しました。
ソメイテック代表 大薗は設立委員・幹事として参画しました。

 

 

 

技術士とは、科学技術に関する高等の専門応用能力を用いる技術者であることを定める技術者の国家資格です。赤門技術士会は東京大学OBの技術士による同窓会です。

 

2018年5月に8名ほどの設立メンバーでキックオフし、少しずつ準備を進めました。運営の趣旨、会員の募集、会則や組織体制の整備、ホームページ開設、設立総会の準備と着実に進めてきました。

12月1日の設立総会では、80名を超える方が来場されました。大学技術士OB会の発足時の会合としては、そこまで大勢の方が集まることは珍しいようです。

設立総会開会にあたり、日本技術士会、東京大学の来賓の祝辞をいただきました。総会の議案事項として、設立委員による概要や会則の説明を行い、承認を得ました。

 

記念講演は、東京大学ものづくり経営研究センター長を務める藤本隆宏先生にご講演いただきました。

「デジタル化時代と日本のものづくり技術 ~能力構築とアーキテクチャ戦略~」

藤本先生は年間50回以上、ものづくり現場へ足を運び、現場を把握され、現場の生の声を聴いています。その上で、日本のものづくりの「潮目」が変わっており、世界に対しても競争優位を築くことができる状況にあるという事を示されました。対中国のコスト競争に日本のものづくり現場が勝てる。米国・中国のITハイテク企業間でも独自の強みを発揮できる。よく聞かれるような「日本のものづくりの危機」という言葉は一人歩きしがちで、そこには理解不足や誤解がたくさんある。現状をよく分析すると、今後の日本の戦略が見えてくるという事になります。

 

講演内容等、赤門技術士会ホームページに今後アップされる予定です。ぜひご覧ください。

https://www.akamon-pe.net/

 

講演のあとは、懇親会が開催されました。総会・講演会出席者のほとんどの人が、懇親会に参加されました。

 

【開催概要】

赤門技術士会設立総会・記念講演会
2018年12月1日(土)
東京大学駒場Ⅱキャンパス 先端科学技術研究センター ENEOSホール

1.設立総会
開会挨拶:柴垣設立準備委員会委員長
来賓祝辞
議題1【赤門技術士会設立について】:夏目設立準備委員会副委員長
議題2【活動方針、会則等に関する審議】:柴垣議長

2.設立記念特別講演会(16:30~17:30)
演題:「デジタル化と日本のものづくり産業・企業の勝機」
講師:藤本 隆宏 東京大学教授・ものづくり経営研究センター長

3.懇親会

 

赤門技術士会ホームページ
https://www.akamon-pe.net/